寝かしつけに絵本を読み聞かせる効果は?おすすめ絵本5選もご紹介

ベージュのサルのぬいぐるみが描かれたアイキャッチ画像
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寝かしつけに絵本の読み聞かせは効果ある?

寝る前におすすめの絵本も知りたい!

結論、寝かしつけに絵本を読み聞かせるのは、寝かしつけ時間を短縮し、子どもの発達によい影響を与えるといわれます。

この記事は、寝かしつけに絵本を読み聞かせる効果と、おすすめの絵本5選をまとめました。

この記事を読んで分かること

  • 寝かしつけに絵本を読み聞かせる効果
  • 絵本の読み聞かせを始める年齢
  • 寝る前に読むのに向いている絵本
  • おすすめ絵本5選

寝かしつけに絵本を読み聞かせる3つの効果

寝かしつけに絵本を読み聞かせるとうまれる効果は、次の3つです。

  • 睡眠の質を上げる
  • 習慣化による、寝かしつけ時間の短縮
  • 言語能力の発達をうながす

睡眠の質を上げる

淡い紫の花

寝る前に絵本を読み聞かせることは、子ども達の安眠につながります。

穏やかで優しい声の読み聞かせは、子ども達をリラックスさせ、安心感を与えます

習慣化による、寝かしつけ時間の短縮

寝転がって絵本を読む男の子の画像

習慣化することで、絵本を読み始めると眠る癖がつきます。

「入眠儀式」ともいわれ、結果として寝かしつけ時間を短くすることができます。

言語能力の発達をうながす

コーヒーと本と眼鏡と紫の花

人は寝る前に見たり聞いたりした出来事を、寝ている間に記憶に定着させやすいです。

絵本には豊かな表現が含まれ、これが子ども達の表現力・想像力の向上につながります。

この他に、親子のコミュニケーションが深まることで

お子さまの情緒の安定につながる効果もあります。

寝かしつけに絵本の読み聞かせはいつから?

抱き合う赤ちゃんと女の子

寝かしつけに絵本の読み聞かせは、いつ始めても問題ありません。

生後3~4カ月や、生後5~6カ月など、絵本の読み聞かせを始めた時期には、色々な声があります。

絵本の内容が理解できなくても、保護者の声を聞くことで

安心感を与えることができます。

寝る前に読むのに向いている絵本は?

寝る前に読むのに向いている絵本の条件は、次の2つです。

  • 長さや量が丁度よい
  • 感情が大きく揺さぶられない

長さや量が丁度よい

大きなシャボン玉を飛ばす少女の後ろ姿

忙しい毎日の中、読み聞かせの時間を作るのは大変なもの。

内容も重要ですが、短い絵本を選ぶと、保護者の負担も軽く読み聞かせが続けやすいです。

感情が大きく揺さぶられない

木のまな板にコーヒーと花が乗った画像

ゆったりしたトーンで進むお話や、「おやすみなさい」などのフレーズで終わる絵本は

そのまま寝かしつけに移行しやすいです。

更にハッピーエンドなら、楽しい気持ちのままぐっすり眠れそうですね。

ワクワクする冒険のお話など、お子さまが興奮したり

大笑いするような内容の絵本は、寝る前には向いていません。

読み聞かせにおすすめの絵本5選

ここからは、寝る前の読み聞かせにおすすめの絵本5選をご紹介します! 

ねむねむごろん

作:たなかしん

出版社:KADOKAWA

対象年齢:0歳 ~ 2歳

ふんわりしたタッチの絵が、かわいらしいこちらの絵本。

繰り返しのフレーズや、心地よいオノマトペがお子さまの眠気を誘います。

程よい長さで、親が負担なく読めるのも嬉しいポイントです。

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オノマトペとは

さまざまな状態や動きなどを、音で表現した言葉のこと。例として犬の鳴き声の「わんわん」などが挙げられます。

3ぷんでねむくなる絵本 

作:のぶみ

監修: 竹内エリカ

出版社:東京ニュース通信社

おすすめの年齢:2歳 3歳 ~

物語は、男の子がママに絵本を読み聞かせる形で進みます。

一緒にあくびをしたり、伸びをしたり。

読んでいてリラックスできるので、お子さまと一緒に、大人も眠くなってしまうかもしれません。

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ノンタンおやすみなさい

作・絵:キヨノサチコ

出版社:偕成社

対象年齢:3歳 ~

ノンタンシリーズ大好きな娘が、寝る前によく持ってきます。

イラストが可愛いので、大人も楽しみながら読むことができると思います。

対象年齢は3歳からですが、難しくないので赤ちゃんからでも十分楽しめます。

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おやすみなさいの1分絵本

監修/清水 悦子

出版社:ポプラ社

対象年齢:1歳 2歳

1分で読める短いお話が、12話収録された絵本。

「今日はこれにしよう」など、お子さまとコミュニケーションを取りながら、お話を選ぶのも楽しそうですね。

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おやすみ、はたらくくるまたち

作:シェリー・ダスキー・リンカ

絵:トム・リヒテンヘルド

訳:福本 友美子

出版社:ひさかたチャイルド

おすすめ年齢: 2歳 ~

『工事現場で働く様々な車たち。やがて日が沈むと、今度はゆっくり眠る時間。』

一生懸命に働いた重機たちが、一日の終わりにおやすみなさいと眠りにつく様子が描かれた絵本です。

厚紙を使ったボードブックで出来ており、お子さまがちょっと乱暴に扱っても破れにくいです◎

さいごに

寝かしつけに絵本を読み聞かせることは、子ども達の発達にさまざまなよい影響を与えます。

具体的には、言語能力の発達を促進する、睡眠の質の向上、習慣化による寝かしつけ時間の短縮などの効果があると考えられています。

この記事が、お子さまの成長の一助となれば幸いです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!

【参考文献】

・ベネッセ 教育情報サイト .“子どもの寝かしつけに「読み聞かせ」の効果を出すために守るべきポイントとは?“https://benesse.jp/kosodate/202010/20201027-3.html(2024.6.27)

・宮崎 総一郎. “小児の睡眠健康指導” 2018.J-STAGEhttps://www.jstage.jst.go.jp/article/shonijibi/39/3/39_207/_pdf(2024.6.27)

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